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【7月版】バードウオッチングの楽しみ方:雛鳥が巣立ちにぎやかな昼間と、実は魅力的な夜の自然?

2022 10/23
愉しみ方
7月 夏 梅雨
2022-07-022022-10-23

気温が少しずつ上昇し、月末には夏本番の暑さとなる7月。

低地で生活する鳥たちも繁殖の最盛期を迎え、多くの雛鳥たちが育った巣から旅立つ季節とも言えます。

そんな7月は、実はバードウオッチングの面では比較的”地味な”月であるかもしれません。

なぜなら、多くの鳥たちは雛を育てるのに忙しく、あまりさえずりません。

また渡り鳥が日本を通過する季節でもないため、これといった珍しい鳥に会う機会も乏しいでしょう。

しかし、鳥たちはこの季節ならではの生活を営んでいるものです。今回は7月のバードウオッチングの楽しみ方を紹介していきます。

目次

親鳥とちびっこ達の関わり合いをこっそり観察

7月の身近な場所でのバードウオッチングの楽しみといえば、なんといっても巣立ったばかりの雛鳥でしょう。

まだ飛ぶことにも慣れていない様子で、バタバタと一生懸命に羽ばたきます。

そんな巣立ったばかりの雛鳥と、親鳥の関係はずっとみていられるほど魅力的で、複雑です。

ときに捕食者に対する警戒なども”教えて”いるようであり、鳥たちの社会の複雑さや、人間らしさを垣間見ることができるでしょう。

ツバメも巣立ち雛が目立つ時期です。

雨のあとには鳥がアクティブに!

近年の梅雨時期の雨は、短時間に豪雨が降るような印象がありますね。

そうした通り雨のときには、鳥たちは木陰や茂みなどに隠れて、じっと雨をやり過ごします。

だからこそ、雨が去ったあとには、鳥たちはいっせいに活動を開始するため、いつも以上に鳥が探しやすくなります。

雨がやむのをじっと待っている鳥たちはお腹をすかせているのでしょう。お気に入りの餌場に移動し、餌を一生懸命探します。

そんな様子を、少し遠くから双眼鏡や望遠鏡で観察することは、梅雨ならではのバードウオッチングの楽しみ方と言えるかもしれません。

暑いなかでもさえずりを続けるホオジロ

暑い夏こそ高原でバードウオッチング

低地は暑くとも、高原は涼しいものです。

そんな高原で涼しい空気に癒されながら鳥たちの姿を探してみましょう。

低地では遭遇することのない、さまざまな鳥類が目を楽しませてくれるはずです。

本州の高原では、さえずるノビタキやホオアカ、オオジシギの姿を楽しむことができるでしょう。

また高原をとりかこむ森では、キビタキやコサメビタキが雛を育てているかもしれません。

また運が良ければ上昇気流にのって飛ぶクマタカの姿も見ることができるかもしれません。

涼しげな森のなかでさえずるキビタキ

夜のバードウオッチングを楽しむ

昼間は太陽の熱気が私たちの体温を上昇させますが、夜であればそれなりに過ごしやすいですね。

そしてそんな夏の夜こそ、バードウオッチングに出かけてみましょう。

行き先は、神社や田んぼ、河川敷でしょう。

そういった場所で懐中電灯を持って歩けば、フクロウの仲間が餌を探している場面に遭遇できるかもしれません。

懐中電灯に赤色のシートや下敷きを装着すれば、鳥たちへのストレスも大幅に減少し、自然な姿をみせてくれるはずです。

私たちの身近には、意外にも多くのフクロウ類が生活しているものです。まだ夜が涼しい7月こそ、夜探鳥に適した時期と言えるのです。

夜はさまざまなフクロウの仲間が活動します。写真は冬のトラフズクですが。

月末には干潟に渡りの季節が到来

繁殖を終えたシギやチドリが飛来する時期

7月下旬から9月にかけて、干潟にはシギやチドリの仲間が大挙して渡来します。

極域ツンドラで繁殖を終えた彼らは、日本を通り、これから赤道を超えて南半球へと旅をします。

そんな渡り途中のシギチドリ類を、ぜひ観察しにいってみましょう。

その種類の豊富さ、餌を探す方法の種間差、色彩の違いなどを目の前で楽しむことができます。

もちろん、渡り鳥だけでなく、日本で繁殖するコアジサシといった涼しげな鳥たちの姿をも干潟では観察することができます。

暑い夏が近づいてくるなかで、涼しげに空を飛ぶ鳥たちの姿は、あなたの気持ちを晴れやかにしてくれること間違いなしです。

繁殖羽から越冬羽にかわりつつあるミユビシギ達
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7月 夏 梅雨
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トリハカセ
生粋の鳥好きで20年以上鳥をみています。
博士号(理学)を持っています。
専門的な知識とバードウオッチングの経験を生かし
バードウオッチングの面白さ、生態の奥深さをブログを通して伝えます。
20代後半です。
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