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【葛西臨海公園の野鳥情報と自然 2023】珍鳥・東西なぎさ・四季・持ち物・駐車場

2023 5/27
探鳥地
日本
2023-05-27

首都圏有数の自然観察スポット「葛西臨海公園」は水族館をも有する都市公園です。

特にバードウォッチングスポットとして有名ですが、どんな自然がひろがる場所なのでしょうか?

この記事では葛西臨海公園の自然や見どころ、珍鳥の歴史などについて紹介します。

トリハカセ

それでは早速、葛西臨海公園の魅力を紹介します!
記事は結構長いので、興味のある項目を目次から飛んでくださいね。

目次

葛西臨海公園とはどんなところ?

葛西臨海公園 | 東京都 | 都市に広がる広大な緑地

探鳥地情報のまとめ

アクセス:素晴らしい。車・電車・タクシーなど何でもOK。

JR葛西臨海公園駅から徒歩1分。羽田空港からは1時間ほど。

車の場合には駐車場の利用に注意。結構高いです。

1時間まで300円以降20分毎に100円で、平日は12時間まで最大1200円。ですがこれは平日のみで、土日は最大料金がないので、滞在時間×300円を支払うことになります。

宿泊地:舞浜や浦安、新橋などがアクセスが良く、ホテルもたくさんあるでしょう。

食事:駅に小型モールが併設されています。が、かなりオシャレですので、長靴等で入るのは勇気がいるでしょう。

おすすめの時間:干潮時には干潟が現れ、シギ・チドリの姿も楽しむことができます。

バードウオッチングの印象:山間部に比べたらしょぼい自然だが、都市部でこれだけの自然が残っているのはすごいのかもしれない(田舎出身には物足りない)。

トリハカセ

知名度は日本屈指の探鳥地と言えるでしょう!

葛西臨海公園の歴史

1970年、東京都は江戸川区に新たに緑豊かな都市公園を建設することを決定しました。

ときは高度経済成長期。東京都は荒れた東京湾の環境汚染に一石を投じようとしたのでした。

それが「葛西臨海公園」です。1989年には工事が一部区画にて終了し、開園となります。

それ以来、昆虫や鳥類の貴重な生息地として、そして都心から近いながら広大な緑地面積を有する貴重な環境になったのです。

また1989年には同時に、河西臨海水族館も開園しました。観光&自然学習に最適な場所となったわけです。

葛西臨海公園の見どころ

主要なポイントはここ!

私が考える葛西臨海公園の見どころは、それもズバリ、水辺です!

立ち入りできる西なぎさ、そして立ち入りできない東なぎさが最も注目の場所です。冬にはミヤコドリ、運が良ければクロツラヘラサギ、カツオドリなどを発見できるかもしれません。


加えて、ウォッチングセンター周辺の池(下の池と上の池)では、シギ・チドリの渡り時期には珍しい鳥が見られることがあり、カモの季節も楽しいこと間違いなしです。

一方で、もしあなたが森林が豊富な場所に住んでいる場合、陸鳥は物足りないかもしれません。

渡りの時期には多数のキビタキなどが見られますが、山間部であれば当たり前の光景ですよね…。

トリハカセ

陸鳥をじっくり見たいなら、山間部に行った方がいいかも(小声)

どんな装備で行くべき?

葛西臨海公園でのバードウオッチングに必要なものは、まず❶双眼鏡です。

お散歩しながらシギやカモ、ヒタキや身近な鳥を楽しむのには最高の場所だと思います。

もし野鳥過密スポットである東なぎさを見たいのであれば、❷望遠鏡は必須です。

いや、僕私のカメラや双眼鏡はめちゃいいものだから… と思うあなた、甘いです!

東なぎさの野鳥が多くいる場所は、西なぎさから約300mもあります。西なぎさの一番奥は700m先です…。

トリハカセ

700m先のシギ・チドリは、望遠鏡で見ても小さい!

潮位に注意!

潮が完全に満ちてしまうと、鳥たちはどこかへ行ってしまいます。潮が満ちる時間のチェックが大事です。

潮の引き始めが一番おすすめですが、潮が満ちてくるタイミングで干潟を訪れても鳥は十分見られます。

気象庁の東京湾の潮位ページ(リンク)をチェックしてから行きましょう。

西なぎさで餌を探すミヤコドリ

葛西臨海公園の季節

渡りシーズン

葛西臨海公園の陸域・水域ともに、渡りシーズンは賑やかです。

水域は、春・秋ともに様々な野鳥が見られ、興奮間違いなしです。

干潟を眺めればメダイチドリ、オオメダイチドリ、トウネンやヨーロッパトウネンなど普通種と言われる種から珍鳥まで幅広く楽しむことができるでしょう。

また池では、カラシラサギなど珍しいサギ類を見る機会があるかもしれません。

一方で陸域では、春の渡り時期は、秋の渡り時期に比べて、少し物静かかもしれません。

サンショウクイやセンダイムシクイ、キビタキやオオルリなどを観察することができるでしょう。

ただし、春先にはヤツガシラが観察されたこともあり、思いがけない出会いがあるかもしれません!

通過するキビタキはその年生まれの個体や、メスが多い。

冬

春は一般の観光客の方や、家族連れ、デートのカップルなども多いですが、冬は人数は減ります。

一方で、野鳥はこの寒い時期、特に賑わいを見せます。

なんといっても目玉は、世界で絶滅が危惧されるクロツラヘラサギでしょう。東なぎさを望遠鏡で注意深く探してみましょう。

またカモも最高です。海を埋め尽くすスズガモのなかからコスズガモを探すなどの楽しみや、思いがけないコオリガモとの出会いなどもあることでしょう。

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夏

夏の葛西臨海公園は、とにかく暑い!熱中症に本当に気をつけてください。

ぐったりするムクドリや、猛暑のなかを水に飛び込むカワセミなどを見て、リフレッシュする(?)こともできるかもしれません。なんども言いますが、とにかく暑いですので、水分補給をお忘れなく。

どんなところが魅力?

葛西臨海公園のなによりもの魅力は、様々な野鳥を身近に感じることができる点です。

都心からのアクセスも素晴らしいため、買い物ついでに野鳥観察もいいでしょう。

僕個人としては、秋の渡りシーズンから厳冬期にかけてが一番面白いかなという印象です。

都心から数キロとは思えない「野鳥の最後の楽園」を、ぜひ一目見てみてはいかがでしょうか。

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トリハカセ
生粋の鳥好きで20年以上鳥をみています。
博士号(理学)を持っています。
専門的な知識とバードウオッチングの経験を生かし
バードウオッチングの面白さ、生態の奥深さをブログを通して伝えます。
20代後半です。
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